孤高の人 17
- 作者: 坂本眞一,新田次郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/11/18
- メディア: コミック
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この漫画は途中からセリフ等の文字がすごく少なくなって、比喩表現が多くなった印象。最後までそうだったから、K2で遭難してからどうなったか、もう少しはっきりと描いて欲しかったというのが正直なところ。「死んだ」の意味は、そのままの意味じゃなかったということは、すぐ分からんかった。読解力が足らないのが悪いのだけども(´・ω・`)
高山病と低体温症…のどっちだっけか、文太郎がK2で遭難しているときの表現で、文字が上下左右逆になっているの、地味に恐ろしい演出だった…。絵や考えてることを読むと、正気なんだなと思うのだけど、その文字が時々ひっくりかえってるのは、もしかしたら正気じゃない?と思って、ぞくっとした。
緊張感が続く最終巻だったけれど、多少不自由な体ながらも、山歩き(登山は無理っぽい?)を続けている場面で終わりをむかえたのは、肩の力が抜けるというか、ほっとしたな〜。
余談だけれども、もし映像化するなら松ケンが文太郎だろう!と思いながら読んでいた(笑)。