MOON 3〜5
- 作者: 曽田正人
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/12/26
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 42回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
心配していた日本公演も、無事に終了。よかったよかった。ニコの存在あればこそだなあ。ほんといいペアだと思うのだけれど、なかなかくっつかないなあ。スバルは完全に気持ちがあるみたいだけれど、ニコは…ううむ。事故死してしまった恋人のことは、彼の心に深く根付いているようだ。
ドイツに戻ってきてからは、再び大会(ヴァルナ)に出ることを決意。何か目的があったはず…何だっけ…忘れてしまった。プロのバレリーナとして確立するため、だっけ。そのためニコとペアを組むんだけど、スバルのことを死んだ恋人の名前で呼んだり、言いだしっぺのくせに、「別に出なくてもいいじゃないか」的なことを言っちゃったりして、なんとも…ギクシャク。ああもう!と読者としては思っちゃう(笑)。
そしていざ大会。屋外で行われているんだっけ? 「黒鳥」を踊るスバル。私的な感情が出すぎた踊りをしてしまい、自己嫌悪に激しく陥るスバル…だけど、審査員や観客等には「新解釈」としてとらえられ、これが良い方向に行くのかどうか…ドキドキな展開。そして、スバルの新たなライバルとなりそうなダンサーが登場。チャイニーズで、お互いに火花バチバチ。でもダンサーとしては認め合っているところもある感じ。…怖いわ、なんせスバルだし(笑)。それに、もしかしたらスバルと同じ所属になるかも(引き抜きされるかも)しれないし、よけに怖い。でもわくわくする、微妙な気持ち(笑)。