ドラえもん のび太とブリキの迷宮

春休みに遊びに行った先で宇宙人にのび太達が拉致される、という話(笑)。これは言いすぎにしても、ひでー話だなーと思った(笑)。サピオ達を敵視するナポギストラ博士のロボット軍が攻めてきたとき、ジャイアンが奮闘したのを見て「これはいける!!」と思い、早速強引に紛争に巻き込むくだりは口半開きだわ(笑)。唯一の地球とサピオの星(?)をつなぐ門もウサギ食っちゃうし。何と言う力技。
ロボットが出てくると、人間世界が侵略されるというストーリーになるけど、ありがちとはいえ結構好き。あんまり機械に頼るなというメッセージがこめられていて。コンピュータが知能と意志を持つのはSFになっちゃうけど、人が体も頭も動かさないのはどうなのかね、というのはここ数年私自身も気をつけないとな、と思っていたりすることなので。
そのため、序盤ののび太はとにかくドラに頼りまくり。猫なで声で「疲れない道具」「滑れなくても滑れるスキー」「泳げる」道具を出せ出せと。イラッとするね。結構…いやかなり。アニメにマジになるのもアレだけど、この映画のメッセージに関わることだから、誇張した表現を狙ったんじゃないかと思えるんだなあ。結果のび太は学び、道具に頼らないようにする、と言ったけど…どうだかねー(笑)。
話は変わり。簡単な絵だけど、工場に忍び込んだジャイアンスネ夫が食べてるパンがすごく美味しそうだ…。飲み物も…。アニメーションに出てくる食べ物って、何であんな美味しそうなんだろー。