ソウ2

ソウ2 DTSエディション [DVD]

ソウ2 DTSエディション [DVD]

前作が良かったので、期待半分、不安半分*1で見た。
良いところもありつつ、悪いところもありつつ、まあまあ楽しめたかな。…怖かったけど。
というわけで、良い所悪い所を分けての感想。ネタバレしまくり。
●良かったとこ
ジグソウ…というより役者さんがかっこよかった。渋いおじいさまだわ。断じて感情移入は出来無いけども。
やっぱり後味が悪い…。でもそれがソウの良い所かなあ。とはいえ、前作の方が後味の悪さはすさまじい。2は「ありゃりゃ」で終わってしまった。や、後から考えると「ありゃりゃ」どころでは無い結末なんだけど。前作は見終わった後しばらく眠れんかったし。
次。殺され方、というか「ゲーム」の仕掛けがレベルアップしている…ような気がする。序盤、目の中(奥?)に鍵を仕込まれてた男の人は……ひいいいいい(゚Д゚ ) そしてやはり、注射器の海が。あれ、見るだけでゾッとしたのに、アマンダの体にザクザク刺さってた映像は…痛い痛い痛い痛い…!
●悪かったとこ
前作と比べると、閉塞感が薄れたかなあ。部屋じゃなくて建物でも十分怖いんだけども、閉じ込められた人の数も多めだし、しょっぱなから警察とジグソウが対峙してるので、ドキドキびくびくする度合いはそれほどでも無かったような気がする。
で、私が一番「そんなのありかよ」と思ったこと。ジグソウの後継者の存在。しかもその後継者は前回のゲームの勝利者って。何だか腑に落ちない…。後継者になった理由も理解不能。いいのかそれで。だからなのか、ゲームオーバーで話が終わった時に「微妙…」と感じたのかもしれん。前作の、「GAME OVER」の台詞があってその後の扉が閉まるまでの流れは、「えええええええ!!!!」と思わせるに余りあるって感じだったのにねえ。それに、閉じこめられた方も絶望感が無さそうだったし。
こんなところかしら。
もし、目が覚めた時に自分がソウの世界にいたら、普通に死ぬ自信がある。ゲームに勝つ負ける以前に、制限時間がくるまでの間に発狂してしまいそう。で、時間きてゲームオーバー。ああ、想像するだけで怖い…!
そんな作品(そんな終わり方?・笑)。

*1:CUBEの例があるので。