華麗なる食卓

華麗なる食卓 (4) (ヤングジャンプ・コミックス)

華麗なる食卓 (4) (ヤングジャンプ・コミックス)

4巻まで読。
主人公のマキトは、母のカレーの味の極意を知るため人探しをしているカレー職人。そのさなか行倒れになりかける(笑)が、結維という女の子に助けられる。結維がマキトの恩人の娘ということと、彼女の父が経営していたカレー店が閉店間際ということを知り、恩返しのためにカレー店の営業を再開させることになった…という漫画。
結構巻数があって、カレーだけでよく続くものだなあと目から鱗の思い。各話に出てきたカレーのレシピがのってるので、美味しそうなものをコピーした(笑)。でもこれ、どれも作るのに手間がかかりそう。カレールーでしか作ったことが無い人間としては(笑)。隠し味に入れるもの一覧も載ってたし、自分の味を探すきっかけになりそうかも。
4巻までは、結維の店を奪おうとする敵対する店との対決がいくつか。3巻〜4巻ではちょっと狂った危ない人(カレー職人)が、放火までする。幼い頃のトラウマが、その人をとんでもなく歪ませたようだけど、ちょっとやりすぎな感じ…。放火もそうだし、包丁振り回したり…怖いよ。対決で負けて改心の方向に気持ちが向かったようでホッと一安心。
絵に癖は無く、ちょっとHで青年漫画のノリ(?)が面白いのでとても読みやすい。裏表紙には女性の登場人物の裸とか半裸のイラストがあるので、レンタルするときちょっと恥ずかしい(レンタルはカバー無し)けど(笑)。