闇金ウシジマくん 1〜2

闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス)

闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス)

タイトルの如く闇金の漫画。一生お関わりになりたくない世界だわ…恐ろしすぎる。安易にお金をかりることができる今の世の中に注意を促してるのかなあ、とも思いながら読んだ。利用する人は多少(いやかなり?)お金にだらしない人だけれども、OLだったり若者だったりと、自分もこうなる可能性が無いわけじゃ無いんだぞ、と言われている気がしたなあ。特に1巻のOLの話は、あっという間に落ちるとこまで落ちていったスピードがもうね…。あの状態から普通の生活に戻ることなんて、もう不可能な気がする…。完全におかしくなってもうて。
社長であるウシジマくん(君づけがこんなにも似合わない人はいまい)、めちゃ若い。20代前半であの迫力。これまで茨の道を歩んできた、とかの理由があるんだろうか。
1巻で新入社員だった…誰だっけ、男の人も2巻では取立てなどの業務に慣れてて、新たに入社した若者を教育しておる。しかも何か頼れる素敵な兄貴、といった人物になってたので驚いた。そしてその若者の天狗になっていく様もこっけいだった。仲間はかなりイラッとしただろうなあ。でもおごったりしてたし、金づる的存在に成り下がっちゃったんだろう。で…、2巻はどんな感じで終わったんだっけ? 確かその若者が顧客リストを個人的に利用してたのがバレて、心を入れ替えて、それまでつるんでた人らと仲違いしたんだっけ…? つるんでた奴の中には中学生ぐらいの奴もいて(変なパーカー着てたっけ)、あぶねー子どもだなあ…と思ったことは思い出した。多分2巻はそのあたりの話が途中で終わった…はず。