おいしい銀座 20〜22

おいしい銀座 22 (オフィスユーコミックス)

おいしい銀座 22 (オフィスユーコミックス)

20巻。「マグロ」「すき焼き」「タルトタタン」「ひなあられ」
上海カドヤ水浸し事件の真相は、カドヤ会の下っ端の仕業だった。工具で水道管?を叩き壊してた、と。色々とありえない。バカじゃねーの?!と思った。カドヤ会キタ、と思ったのだけど、22巻まで出てくることは全くなかった。あの不穏な集まりのコマは一体何だったのか。大きな事件の伏線かと思ってたんだけど。
すき焼きとタルトタタンの話は、面白かったんだけど「これデパートの漫画だよね」という思いが…。ホテルに出向してコンシェルジュの仕事を学ぶ話。何でこんな展開に?と思ったけどカドヤにコンシェルジュを置くから、その仕事内容を吸収してこい、てことだったと。はー、なるほどねー。
ひなあられって、自分で作るもんだったのねー。初めて知った。作り方も簡単だし美味しそうだし、作ってみたいわー。
21巻。「ホタルイカ」「アボカド」「銀座弁当」
フード館と業務提携。ミツヤ側、性格悪そうな人がいっぱいだねー。経営者や上の人間がアレだと下の人間も染まっちゃうのねーと。まあでも、駅弁フェアの為の銀座弁当作りは良い話だったなあ。栞様も良い人だったし。多分。
22巻。「イタリア野菜」「スコーン」「鯛」
…なーんか濃ゆい1冊だった。まず、マルコが日本に帰って来た…けど、以前の面影が完全にゼロ。どこの成金だよ、てなくらいのデブに…。ああ…。結婚して子どもまでいて、何だかイメージダウン。
そしてついに、西原(だっけ)が真理にプロポーズ。親族の集まりで紹介までしちゃって。うわー。おまけに盛るし。うわー。女としての魅力がどこにあるのか、マジで疑問。
そんなこともありながら、桜井女史が妊娠結婚。カドヤでお式を挙げることに。スタッフが皆でセッティングする、てのすごい素敵だなーと思った。仲良いなあ。度がすぎるのもどうかとも思うけども。で、真理。プロポーズは断り、榎木田にも別れ(?)を告げた。うーん。西原って何か怖いし(良い人なのはすごい分かるのだが)、諦めて〜とか思ってたけど、終盤にいくに従って、こいつにしとけばって思うようになった(笑)。榎木田は…うーん、仕事に意識が行き過ぎてて、なんだかなあと。いいことなんだけど、今は恋愛がどうこうという状況じゃない、って感じ。で、ラストの男同士の殴り合いは笑ったわ。どんだけだよお前ら、みたいな。