孤高の人 13

孤高の人 13 (ヤングジャンプコミックス)

孤高の人 13 (ヤングジャンプコミックス)

お、落ち着いたなあ…と驚くと同時にほっこりとさせられた。大人になったなあ、いろんな意味で。しっかり仕事しているし、喋るし、嫁さんを大事にしてるし、すごくいい方向に成長したなあ。しかも子どもまで生まれた! 赤ちゃんを抱いて涙ぐんでいる場面はすごく良かったなあ。
12巻の最後のコマが首をくくっているように見えた絵だったのは、家庭を持つことによって、山に命をかける生き方をしなくなる・できなくなる、てのを暗示していたのかな。死ぬ、とかいった話でなくてよかった。
しかし、かつての後輩(何の後輩か未だにわからん)の再登場により、以前夢見たK2東壁への思いが再燃。家族を思ってそちらを優先させるも、海外出張のタイミングがよく、結局行くことにしたもよう。花ちゃんがちょっと可哀相だけど、理解してくれそうな器の大きさがうかがえるので、家庭崩壊とかに繋がることはないだろう…と思いたい、強く。