サトラレ 4〜8

サトラレ(8) (イブニングKC)

サトラレ(8) (イブニングKC)

西山が死んだ! これはどうなのーーーーー?!?!?! まさかの展開…。死なせることないと思うのだけれども! ついでに、作者はネタがないネタがない言いすぎだと思うの。生みの苦しみは、それはそれはあるんだろう。でも、読者は求めてないし、いらないと思うの。少なくとも私は。休載が決定して、一旦終わりを作ろう、という方向性で作って、結果西山が死んじゃったのだろうか…それはきつい。一番最初に出てきたサトラレで、結婚して子どももできて、研究者としても成功し、一番読者が感情移入してたキャラじゃないのかなあ、勿体無い…と思った。
でもやっぱり、面白かったなあ。西山死亡以外は。西山と娘が思念派で会話みたいなことしちゃって、お互いにサトラレだとわかっちゃう場面は鳥肌が立ったよ…。「うわあ…」て声に出しちゃったもの。そして小松はいい妻、いい母だなあ。強い。
あと、読んでて「こいつ!」と思ったのが、新しく登場したサトラレ。心の中が真っ黒。人に対する侮蔑、批判ばっかりの男。実際いたらこっちの身がもたんわ。でも、いてもおかしくないのよね。むしろ出てこなかったほうが不思議なくらい。…それでもやっぱ、読んでてすごい嫌な気分になった! 結局、脳の手術でサトラレではなくなったわけだけど…何だかなあ。
山田医師は何か(ちょっと)いい奴に変化した。そのほうがよい! サトラレ死ね死ね派から、やや穏健派に…みたいな感じ。ただ、重いトラウマを抱えている白木氏への行動は許せん。見てられなかった(涙)。
休載をへて、今はサトラレneoとかいう名前でコミックが出ているんだっけか。文句はありつつもやっぱり面白いので、またレンタルして読むぞー。