加治隆介の議 1

加治隆介の議(1) (講談社漫画文庫)

加治隆介の議(1) (講談社漫画文庫)

サラリーマンだった主人公が、父と兄の事故死をきっかけに、政治の世界へ踏み出るという社会派の漫画。通常なら、読みながら応援したくもなるのだが…不倫はいかんよ君。遠く鹿児島に妻子がいながら、秘書だかと大人のお付き合いをしているとか。しかも子どもができたとか。割り切った付き合いのつもりが、やっぱそれはなしで、とか(女の方が)。妻子と食事をしながら、背後にいた不倫相手に当惑し、裸体を想像しちゃってるとか(きもい)。当選するのはいいけど、スキャンダルで痛い目を見ればええねんと思うわ。でも多分そういう展開はあるんじゃなかろうか。でないと出した意味がないものねー。
さておき。この主人公は結構なカタブツ(不倫をのぞくと…)。苦手な感じである…。それゆえに父を支えてきてくれた支持者等がたくさん離れていった。演説でトマトだかを投げつけられたり、まあ出だしは良くない。でも1巻の終わりの方で当選したんだ…っけ…?(繰上げで) ちとはっきりしないけど、こういう漫画もたまには良いな、と思いながら読んだ。