神の雫 31〜35

神の雫(35) (モーニング KC)

神の雫(35) (モーニング KC)

一度読んだのだけど話を忘れちゃったので再読inマンキツ。
雫はほんとイケメンだな〜、そして雅はべっぴんさんだな〜。この二人が並んで歩いてたらすごく目立つだろうなあ。漫画の中じゃそういう描写は全然ないけども。なんて俗っぽいことを考えながら、あらすじ&感想。
31巻。高杉、萌黄カップルのプロポーズ話がとっても好き。憧れるなあ、とか言っちゃう。クリスは自分探しの旅で博多なう。イッセーサイドでは大きな展開! 正直すぎて接待?でとちったローラン、イッセー氏のパトロンを激怒させなんとクビに! 「あわわわ」と思いながら一連の流れを追っていたが、まさか離別するとは…まあ確かに、激怒されるのも仕方ないわと。学生時代だったら別の感想があったかもしれんけれど。日本を出、パリで謎の紳士と出会い、また新たな展開が期待できそうだな〜。雫は雅と箱根へ出張。仲違いしている、男女双子のレストラン経営者と話をしに。次巻で和解。
32巻。第十の使途バトルスタート。迷宮と言われるブルゴーニュワインを求め、雫はフランスへ。イッセー氏はどこかの国でフリーダイビング。毎回そうだが、ワイン探しの時は、雫は色んな人と出会いがあって、それらの人に助けられるが、イッセー氏は全く反対に、精神的体力的負荷を自分にかけて追い詰めていきやがて答えを見つける…という形だよなあ。真逆。雫は「生」でイッセーは「死」というイメージがある気がする。もう使徒バトルも十本目だけど、どのようにストーリーが終わるのかすごく楽しみ!
33巻。使徒探しの続き。実在の人物なのかどうかは知らんが、スーパースター的なワインの作り手に会う雫。このあたり、読んでてすごく楽しかったな〜。超強面で表情がほとんど変わらず無口だけど、最後には素敵な笑顔になったのが良い。ワイン好きは国境を越える!(寒) ラストは答えあわせのために皆が集合したとこ。クリス同席。
34巻。いざ対決。雫勝利! でも雫的には勝利に酔いしれる気分ではないもよう。負けたけれど、イッセーの方がより偉大なる父親に近づいた気がする、とかなんとか。まあ、確かに。毎回毎回ドM的なことをしてるイッセー氏だもの、精神力は常人の理解を超えてる気がする。女で息抜き?はしてるみたいだけど。据え膳は頂くタイプのようだ。そしてローラン。こちらは急展開。出会った紳士の養女になり、しかも紳士はクリスの父親! そのおかげでたくさんのワインを勉強することができたらしく、自信満々の顔つきになっていた。目標はイッセー氏を超えることだそうな。どういう心境なんだろうなあ。二人はもうくっつかないのかね? …恋人同士だったのかどうかはちょっと疑問だけど。よくわからん。そして話はもう一つ。現代語のステマがでてきてびっくりした。かつての話にでてきたレストランが、クチコミサイトでこきおろされたことにより、客足が途絶え…。こきおろしたのはどうやら同業のお店てことで、雫と雅が立ち上がる! 面白いけど胸の悪くなる話だよなあ、こういうの…。
35巻。ステマ続き。どういう流れかは忘れてしまったけど、当該レストランがなんとニコ動で対決することに! うわあ。何ともいえない気持ちになった…(笑)。その審査員の中にはイッセー氏もおり、そのおかげで公正なバトルになった。よかったよかった。クチコミサイトに対する正論も大変的を射るものだった。やっぱ使徒が絡まないときのイッセー氏は嫌いじゃないなあ。そして、レアなワインに関する一話完結の切ない話が一つ。これ好き。最後は、超成長した美しきローランが旅立ったところまで。一体どこへ? 日本に行って使徒対決に参加するのかな? また一騒動ありそうだなあ。使徒対決を持ちかけた神咲豊氏の真意もよくわからんし、これからの展開が楽しみじゃ〜。雫と雅がくっつくかはどうでもよかったり(笑)。読者としては、今の状態が一番面白い(笑)。