探偵犬シャードック 1

探偵犬シャードック(1) (講談社コミックス)

探偵犬シャードック(1) (講談社コミックス)

原作者はサイコメトラーの原作者でもあるはず。倒叙ミステリをずっと書いてみたかった、て表紙のアレに書いてあった。漫画で倒叙ミステリとはあんまりない気がしたので新鮮。金田一やコナンでは時々あったけれども。
この漫画の主人公は喋る犬・シャードックでいいのかな。会話できるのは高校二年の少年・輪島尊(ワトソン)とだけみたいだけど、まあーよく喋る犬。で、シャーロックホームズの生まれ変わり、という設定。自己顕示欲が強いというか、謎に対して鼻息を荒くしてるのが子どもみたいというか、なんだかなーてちょっと思った。そこは別に前世が謎好きだった一般人、でも面白かったんじゃないかなーなんて。逆に、そんな大物を出してくるとやや引いてしまう。…とはいえ、勝手に孫設定にしてる金田一はどうなるんだ、て感じだが。
1巻の事件は、さーっと流し読み。絵が綺麗なので、謎解きはささっと。犯人の女教師がエロいというか怖いというか。漫画担当の人、ひぐらしで何か描いてませんでした?てなるくらい、ワトソンと犬の行動を警戒している表情、殺人直後の表情がめっちゃ怖い!! 薄暗いネットカフェでなくよかったわ。ひぐらしを初めて読んだ時みたく、心臓とまる危機だった(笑)。
7巻で完結しているようだけど、続きは気が向いたらて感じだなー。