名探偵コナン 水平線上の陰謀

正直、今年からはコナンの映画観ないでおこうかなーと思っていたのです。その理由は、前作「銀翼の奇術師」がつまんなかったから。殺人事件はおまけみたいになってて、メインは蘭達の飛行機操縦だったから。あれはあれでハラハラドキドキしたものだけど、やはり推理部分がどっしりとしてないとねぇ…と思って。もうネタが尽きたのかしら、とか今度は船かよ、どうせ殺人事件があって前みたいに誰かが船を操舵するんじゃないのー? なんて考えてて、行くのを迷っていたのです。
そんな自分に喝!!
今作はとーっても面白くて、推理部分が柱としてあって、んでもってドキドキハラハラして最高でした。何故か感情が盛り上がり、エンディング(ザード)聞きながら涙ぐんでました(笑)。是非是非、もう一度観たく思います(^^)

以下、ストーリーの感想。反転ナシでネタバレしまくりですのでご注意を。
話が盛り上がっている最中は、ちょいとタイタニック風だなぁと思いましたが(斧の使用など)、だんだん気にならなくなりました。海の上での事故といったら、船の沈没くらいしか無いしのう。
んで犯人なんですけれど、私の推理は全部合ってました。ふふ(嬉しいらしい)。「ん?」と思わせる演出(?)に気づいたためですが、それでも十分に楽しめました。というか、「ん?」と思ったからこそ面白かったというか。
物語りもラストへ…というところで私が「きゃーっv」と思ったことがありましてね(笑)。今回、おっちゃんと海上保安庁の兄ちゃんが最高にかっこいいのであります。後者は、映画を観ていただくとしてですね。おっちゃんですよ! なんとなく、救命ボート(じゃないけど)に乗らないと言った時点で、何かあるなこりゃと思ったわけですが。そしたら本当に何かあったし! という(笑)。んでもって、くっさい台詞を言うのも予想通りで、わかっちゃいたけど恥ずかしかった。高校生の娘がいるくせに恋人同士みたいな夫婦やなぁ、とか別居してるからこそそうなのかなぁ、とか考えたわけですけれど、何にせよおっちゃんが素敵でした。おいしいとこ持ってったな(笑)。
近いうちに、絶対もう一度観に行くぞーっ!