ハウルの動く城(二回目)

二度目ハウル。二度目ということで、余裕をもって映画の内容を楽しめました。涙腺を刺激するような要素は無いと思うのですが、随所で目頭が熱く…。なんだろうな、雰囲気とかソフィーに感情移入したとか、よく理由はわからないけれど、うるっときてしまいました。さて感想。
一度目に観たときに色々疑問だったことが、今回自分の中で解消されました。正解は無いと思うので、一意見として。
呪いをかけられて90歳のおばあちゃんになったソフィーですが、所々で容貌が変わり、何? と思っていた一回目。これは多分、ソフィーの心や精神状況で変わってるのでしょうね。自分に自信のないような発言をすると、あっという間におばあちゃんの姿に戻ったところからも、それは言えると思います。んでハウルと出逢ったことで、恋心も芽生えて若者らしい生き生きとした心を取り戻したのでしょう。だから、ソフィーにかけられた呪いは「解けた」と明言するような場面がなかったのではないでしょうか。ううむ、なんだか素敵だなぁ。羨ましいです(*^^*)
あとはハウル。彼は自分を美しく着飾ることで、あんなに自信満々だったんだな。本当の自分に戻ってしまうと、魔女を怖がる臆病者。…深いところでは、ハウルとソフィーは似てる、と思いました。それでも、ハウルもソフィーに出逢ったことで気持ちが変わったあたりが、やっぱり素敵でした。ロマンティック。あ。ハウルのお風呂は自分を美しく変える場所だったのだね。そうかそうか、わかんなかった(遅)。でも、ハウルは自分を美しくしてないと気がすまない性格なのに、城の中はぐちゃぐちゃで汚いのがよく分からないですのぅ。男の子ってそういうものなのでしょうか。
あと、黒の扉の向こうでハウルは何をしていたのか。明らかにされていないけれど、気になりましたねぇ。ということで。やっぱり面白かったです。ハウルがやっぱりかっこよくて、ソフィーが羨ましい(笑)。