医龍〜11巻

医龍 11―Team Medical Dragon (ビッグコミックス)

医龍 11―Team Medical Dragon (ビッグコミックス)

続きから11巻までの流れ。
3回目のバチスタ手術と選挙改革案の提出が9巻〜11巻の主な話。11巻のラストは救命救急の鬼頭教授が連れてきた教授選の立候補者がUCLAの元教授、というとこまで。
教授の了解を得ずに行った3回目の手術の患者は、生後9ヶ月の赤ちゃん(霧島が別の大学病院にいた時さじを投げたのを、加藤らが引き受けた)。そして内臓の場所が左右逆、という難手術。朝田が途中で抜けるトラブルがありながらも、無事に手術は成功。加藤と朝田のハイタッチが良かった(^^)
木原(医局の人間)の母親が事故にあって重態で運ばれてきたのが、朝田が抜けた理由なのだけど、これまでちょこちょこ木原の、母とのしんみりする場面があったからこれは何かあるなと思っていたら、本当だったので驚いた(笑)。でもこちらの手術も成功したのでホッ、だわ。
伊集院もまた成長し、イライラすることもあまり無くなった、かな(笑)。加藤も認めるような力を身につけ始め、このまま良い感じの医者になってくれたら、だなー。先を案じすぎるのはまだあるようだけど。
そして加藤の上司(?)の野口教授はどんどん妖怪化…(笑)。最初はこれほどひどくはなかった…ような?? もはやバケモンの域。こええよ。
それでも光はいくつかあった。朝田が新しいバチスタ手術をしたおかげで、奪われた加藤の論文は意味の無いものになったし、鬼頭教授の連れてきた立候補者は加藤に敵対はしなさそうだし。何か頼れそうな雰囲気がしないでもない…。