医龍〜15

医龍 15 (ビッグコミックス)

医龍 15 (ビッグコミックス)

出てるとこまで読んだ…と思ってたら16巻が出たのだね。早く読まなければ。足りない輸血を伊集院が取りに行く、と言ったところから。
11巻からの続きは、主に霧島がメイン?と思わせられる内容だった。前回の感想では、UCLAから呼んだ国立に救いを感じたようなことを書いたけど、そうじゃなかった。結構な嵐の種となりそう。朝田にアメリカへ行くよう進言したことで、バチスタチームがバラバラに…。そう簡単に解散はしないだろうけど、雲行きは怪しいなあ。伊集院は朝だの元を離れるし。
逆に、うわあ…と思ってた霧島は、思いがけず良い(?)人だった。マスコミで言うところの心の闇が明らかになり、彼の中で様々な葛藤があったものの、余計な気持ちがそぎ落とされ、伊集院を何としてでも育てる!という心境になった、と。この流れはすごく好きだった。そして伊集院は医者としても人としてもどんどん成長してて、見てて気持ちが良いな〜。最初はすごい嫌な奴だっただけに。
そして相変わらず野口教授はバケモンだけど(笑)、病院外の人間二名がやってきたことにより、その毒々しさもあまり目立たない…感じがする。