ジョジョ第四部3

チンチロリン勝負の続きから。思いもよらず真剣な勝負になってしまい、汗ダラダラの仗助。コロコロ回しすぎで、サイコロに変身したミキタカはゲロゲロするし、消防車のサイレンが近づいてきてボツボツはできるし、絶体絶命(笑)。…しかしサイコロがゲロゲロしたり、ボツボツができる図って、かなり気持ちわりぃ。しかしサイレンが近づいてきたのは露伴の家が燃えていたからで、勝負はストップ。露伴の怪我した指は逃げる隙に治してやり、まぁなんか、いい感じにこの話は終わった(笑)。そしてミキタカは人間を洗脳し、地球で生活することにしたようだ…何しにきたんだっけ彼は(笑)。
次の話も、また露伴と仗助が絡む。ほんとこの二人、水と油だなあ。何か微笑ましいけど(笑)。まず露伴が、トンネルでスタンドに襲われる…。最初はトンネル内で見た光景を話す露伴を信用してなかった仗助だけど、結局きちゃう。いいヤツだ。そして露伴を見つけるんだけど。背後で命乞い的なことをせまるスタンド「ハイウェイ・スター」に、露伴が「だが断る」。有名なセリフ(笑)。ここで使ってたんか〜、そして露伴が言ってたんだ!と驚いたな〜。康一の調べと仗助の推理(?)により、スタンド使いはトンネルで事故を起こし負傷している者だ、と判明。スタンドに追っかけられ、怪我を負いながらも、無事に病院に到着する仗助。クレイジーDで怪我を治してやった後に、フルボッコにする。…変わったバトルだ(笑)。
そして久しぶりに吉良の話。妙に引力のある男だ…人気があるのも分かる気がする。そしてさらに久しぶりに動物がスタンド使いになった。猫。…だったけど死んじゃって植物として転生(?)。あんまり性格の良いやつとは言えないけど、植物になっても猫と同じ動きやしぐさをしてしまうあたり、可愛いなあ。でこのストレイキャットが使うスタンドは、空気を自在にあやつるという能力。吉良の爆弾が不発に終わったり、なかなかやるやつだ。
吉良も承太郎達から逃れるためとはいえ、妻や子のいる家庭に入り、性格が少し変わっていっているのがいいなあ。妻のしのぶを、ストレイキャットの攻撃から守ってあげたり、心配したり。実に微笑ましい(笑)。しかし、息子の早人には相変わらず疑われている。…いやな子どもだ(笑)。子どもだからこそ家庭の空気に敏感なのだろう。なかなか頭もキレるけど、なんせ根暗な感じがねえ。盗撮はいかんよ!前巻の終わり方からして、吉良家の話から始まるかと思いきや、普通に仗助達が出てきたんで驚いた。
次なる話は、鉄塔に住む男鋼田一とのバトル。珍しく、スタンドと本人が一体化というか、別離してる感じ。ひとり歩きしてる、と本人は言ってる。この話はバトルより塔での生活説明が面白かったな(笑)。何か興味深かったなー。…住みたくはないが(笑)。あーでもミキタカがかっこよかった。いい(宇宙)人だ。そんなミキタカの助けもあり、勝利…というか負けを認め大人しくなった鋼田が仗助達に、康一が誰かに襲われたと教える。…シュンとなった鋼田、全然それまでと印象が違う。…ちょっと可愛いと思ってしまった…。その後村の名所的な感じになったようだが、説明文も可愛かった(笑)。
で、その康一救出ストーリーが次。相手がビビる仕草をすると、その人を紙に変えるスタンド「エニグマ」。戦闘では扱いづらそうだけど、これ日常生活でめっちゃ便利そう(笑)。…いやしかし、紙だからな…。燃えたり破れたり濡れたりしたらどうなるんだろう。こっちも不便ちゃ不便かもなー。やっぱこの手のアイテム(?)で便利なのって、ホイポイカプセルでしょう! あれ欲しい(笑)。
入院中の裕也を治してあげて、康一の匂いを追跡する仗助。彼の康一への思いが熱くてちょっと感動。車にひかれ(?)そうになる紙(康一)を助けた時のセリフが良かったなー。「(紙でも)助けに行かないわけはない」と。あと裕也も良かった。最初はバトルに参加する気がなかったようだけど、紙にされたのが取り巻きの女性達だったら…と情に熱い面を見せたのがいい。「喜んで…紙になるぜ」とかぐっときた。いいやつだ…。
結果、スタンド使いも本になったわけだが…なぜ本に? わからん。
次。早人がちょいと覚醒(笑)。父親…てか吉良の殺人をついに目撃&撮影。風呂場でテープを見つからないようにしている場面はすごいドキドキした…。そして吉良に宣戦布告する早人。これはかっこよかった。しかしいいとこでこの巻は終了…。