ジョジョ第四部4

と思ったら、当然のように続かなかった(笑)。すごいいいとこで終わったのに〜。これは新しい(?)試みともいえるような…(笑)。
で、露伴の話からスタート。喋るのが能力と言えるスタンドが、露伴を襲うッ。容貌・性質ともに鬱陶しいスタンドだわ。背中にとりつき、他人にそれを見られたらとりつかれた人の背中がバン!!と開いて死んじゃうという。地味ながら、とりつかれた本人としてはしゃれにならんスタンド。しっかし露伴の前にとりつかれていた設計士のふるまいは、しょうがないけどすごく不気味だった…(笑)。設計士だろうが、家に入れたくないわ(笑)。しかも自分ちで死んじゃうし…って露伴が見ちゃったからだけど。で、康一が助けようとしたものの、エコーズの能力も効かず。機転を働かせた露伴自身は、鈴美のいる場所でチープトリックを外し、一件落着と。
そしてついに(?)、物語は佳境を迎えた。吉良と早人登場。前回宣戦布告された後、髪の毛に仕込んだ爆弾を爆発させて早人を始末させてしまった吉良…。ガリガリ爪を噛む吉良を見て、涙する父親の場面…何かもやもやするが、しんみりしてしまった…うーん…もやもや…。
絶望を乗り越え変化した吉良。…うーん。ビジュアルとしてはもともとの方がいいなあやっぱし(笑)。やっとこ2代目に慣れたところだったのに新しくなっちゃった。ベースは変わってなかったけど、メッシュ的に変化を遂げ、能力も増えた。そりゃ平穏をのぞむ吉良も、早人に対して余裕だろう、という。早人が誰かに吉良のことを喋っても、探りを入れられても、3つ目の能力「バイツァダスト」が作動するという。で、爆発後、時間が巻き戻る。だから絶対に吉良の秘密は守られる。…何という能力。おまけに早人自身も死なない(死なれたら探りを入れられるため)。一発目は露伴が犠牲に…ああ…。しかしヘブンズドアで早人の記憶を読んでいた先に、「警告」とあったのはすごいゾクリ…としたなあ。何が起こるん?!と、じわじわとした恐怖的なものがあったなあ。
で、二回目の朝…。続々ご集まってくる承太郎達。でも喋れない早人。…葛藤を思うとかわいそうだわ…小学生なのに。しかしその葛藤も空しく、集まった四人(承太郎・じょう助・康一・億安)が攻撃される。ああ…。
三回目の朝。屋根裏(だったっけ?)で眠っていたストレイキャットを思い出し、策を練る早人。それで吉良を攻撃することに成功はしたものの…運は吉良に向いているのか、致命傷を与えることはできなかった。うーん。
そして第四部最終巻へ続く。
…あ、そういえば露伴グッチの腕時計してたな。…それはないわ(笑)。もっといいの付けられるだろうに。ついに最終バトル。小学生ながら、早人が大活躍!! 見直したッ!! 頭の回転が早く、機転もきく…じょう助の素晴らしきサポート役であった。
やー、面白いバトルだったなあ。見所も多かったし。吉良の「植物のような心」「平穏」といった信念は、徹底してて好きだ。ちょっと共感できる…。いや、ちょっとどころではないかな。最後は事故死というあっけない死に方だったが…実に惜しいキャラクターをなくした、という気持ちだわ。何かかわいそうだった(´・ω・`)
億安が仮死状態(?)になって、早人がじょう助にそれを分からせようとするのだが…、分かりたくないじょう助にぐっときた。「それ以上言うな…てめー…」(詳細は違うと思う)、の表情とセリフがいいじゃないか…。
その億安は、三途の川的なところで兄貴に助けられたもよう。目が覚めて、「かなしい夢だったよ」と割と小さな吹き出しで言っており、それにもぐっときた。億安っぽくない言い方というか…。そんな気がして。
そして魂だけになっても吉良は吉良であった…が、鈴美によって完全消滅(?)。鈴美も無事に成仏。良かった…とは思うけど、吉良がやはり、惜しい(笑)。
面白かったけど、バトルの内容的には…色んなスタンド技がコラボしてたりしてて、完全に理解する前に終了してしまった(笑)。…うーん、コラボというより応用か。
第四部の締めもなかなか。億安の父親とストレイキャットが仲良くやってるらしいのは、何か和んだ(笑)。そして承太郎はヒトデの論文で博士号を取ったと…。元ヤンが学者だと…っ、みたいなね(笑)。でも彼らしいと思った、なぜか。で、じょう助。あのラストシーンのポーズは何だ(笑)。笑ったじゃないか(笑)。
ディオといい吉良といい、ジョジョはラスボスが魅力的でいいな〜。第五部が楽しみじゃあ〜。