王様の仕立て屋 4〜6

相変わらず淡々と進んでいくけど、やっぱおもしろい!! この3冊ではミラノへ行ったりイギリスへ行ったり、忙しそうだった。新たなキャラも登場したし。
…しっかしその新キャラがうざいことうざいこと。天才と言われ狭い世界でぎゃーぎゃー騒ぐ恥ずかしい女の子。勝負しろ勝負しろとミラノからナポリまで追いかけてくるのはいいとして、ジラソーレ社…というか社長宅にいきなりの居候。小娘に好きかって言われ、ジラソーレ社社員に対して同情を禁じえない(´・ω・`) まさかずっとつきまとうんじゃあるまいね、と思ったけど晴れてオリベに対するストーキングは終わった(笑) 相手にするのはライバルではなくお客さんってことをようやく理解したみたいだし。
B級グルメ探しで、ナポリピッツァのお店をオリベが紹介する話は良かったなあ。ああいうお店って憧れるなあ。こっそりあるんだけど、作るものはとても美味しい!みたいな。ジラソーレ社長は早速常連になってるし(笑)。テレビカメラが入り、あつあつピザを前にぺちゃくちゃと喋る人に対し、ガツンと一喝したのはとても気持ちよかった(笑)。
6巻ラストでは、オリベの過去が少し明らかになった。…濃ゆいな…。20代半ばで借金1億(親方の借金を肩代わり)とか抱えてたらしい。もともとの性格もあるかもしれんけれど、オリベがあんな性格なのはそのあたりに影響されてるのかなーと想像してみる。