クニミツの政 14〜18

…実に濃かった…。段々と市長選に向かって盛り上がってきているのを感じる。
桃奴の娘(可愛い)が893にさらわれて、それを小耳に挟んだ藤代が助けにきた場面…かっこよすぎる!! そして何やら桃奴と良い感じ…なんか嫌(笑)。誘拐事件は解決したけど、指示した人間の名前が明らかになることはなかった。…政治家ってコエー…。
その政治家ってのが1巻から出てきているウジ虫こと宇治村。この人、段々本性表してきてんな。めちゃくちゃこえぇわ…。色んな顔を使い分けてるあたり流石としか良いようがないけど…。秘書関連の話はひどかった。これ…実際にこんなことって行われてたりするの…? だとしたら何て恐ろしい世界なんだろう…ガクブル。美人の嫁と可愛い娘を置いて海に飛び降りるとか…どんな覚悟だよ…。でも生きてて良かった。そのおかげで宇治村は失脚。ザマァー!! と思ったけど、嫌なまま終わらせないのがいいな。坂上先生一同を呼び、一人一人に話をしていくシーンは何か…不思議な気持ちになった。で、それに対するクニミツが返事で「宇治村先生」と言ったとこで、鳥肌ゾゾ〜だった。感動した、てのとはちょっと違う。…何と表現していいのかわからん。
そして、不破側には新たに怪物秘書がついた! 藤代と同じ系統の顔。めちゃくちゃデキる男だし、超かっこいーきゃー!(笑) 何巻かは忘れたけど、クニミツが中学生時代の話で出てきた土建屋のにーちゃん(社長)の再登場だし、うおおおおおかっけー!!てなった(笑)。でも坂上陣営の参謀も負けてない! 高度な頭脳合戦には舌をまいたわ、ついていけん(笑)。
18巻ラストでは、まさかの(?)桃奴と藤代が結婚するとの報告がー! クニミツは猛反対、さすが昭和の香りのする男だ(笑)。結局認めてたけど、祝言に関係するなとコーメイに言われちゃった。893と秘書が親しくしているのを知られたらどうするんだと。ごもっとも。でもそのやりとりを、どうも聞かれてるみたい。すごい福耳が1ページまるごと使われて出てきて、「へぇ〜」て。…こえぇ。いつもの黒猫+神棚+茶碗etcのパターンっすね(笑)。確か以前読んだ記憶では…、事務所に手伝いに来てる人が阿修羅の手下かなんかだった気がする。この阿修羅も不気味だけど、一番不気味なのは阿修羅を使ってるじいさん。…何者…?