岳 1〜2
- 作者: 石塚真一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/04/26
- メディア: コミック
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とはいえ、登山や山の恐ろしさもリアルに描かれてて、不思議な漫画だな…と思った。何だか山に登りたくなる…が、やっぱコエー!!ていう思いがいったりきたり(話を読むたびに)。結構な割合で亡くなっちゃう人も出てくるし、しかもかなり無残な死に方だったりする…けど、主人公・三歩の人柄に癒されるなあ。警察からははじめ頼り無さそう、みたく思われてたけど、助けられる方としては、三歩のような人が来てくれると安心するだろなあ、と勝手に想像。
三歩は外国人の友達もいて何気に英語が堪能で、その友達と救助したり山を登ったりする話が結構好き。
すごく印象に残ったのは、重傷の遭難者を背中にしばりつけて崖(?)を登ってる時に、ついにその人が息絶えてしまったコマ。いきなりズシン、と背中に重さがかかった場面。うわあ…となったな…。特にこの場面が心に残ってはいるのだけど、人が死んでしまってる場面はどれも心が痛むわ…。