きららの仕事 1〜2
- 作者: 早川光,橋本孤蔵
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2003/03/04
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 27回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
なかなか気の強い女の子だな、「辻斬り」と噂されてもしょうがないかなと思ってしまった。「魚を旨くするのが鮨」という思いのもと、自分の腕に慢心している鮨職人に勝負を挑んでいたわけだが…。魚が泣いてる、とか言って涙ぐんだりするのはかなりうざいよな…。
そんな主人公・きららだけど、彼女自身にも足りないものがあると指摘されたり、色々と厳しいことを言われたりして、段々と成長していくもよう。結局、彼女は辻斬り時代から魚のことばかりを考えていて、鮨を食べるお客さんのことまでは気がまわってなかった、てことのようだ。職人とはいえ、お客さんありきの仕事だものね…。
修行先のお店にいるおばあちゃん、厳しくもあり優しくもあるなあ…いいねえ。きららの握った鮨を初めて食べた時の泣き顔には、ものすごくぐっと来た…。あと小坊主みたいな男の子もいるけど名前忘れた(笑)。きららに好意をもってるっぽい。東京の記者がわざわざ佐賀に来た時もかなり敵視してたしな。うーん、ありきたりな関係性(笑)。
あと、大きな回転寿司チェーンの経営者が目下のライバルとして登場中。商売敵ではあるけど、きららの実力は評価していて、自分の会社に引き抜こうとしておる…銀座に店を出すから来ないかと。まあ、行かない展開になるとは思うけれど、その過程が楽しみ。修行途中だし、なぜきららのおじいちゃんがこの店を紹介した真意も判明してないしなあ。