臨床心理士 聖徳太一 1

臨床心理士聖徳太一 1 (ヤングジャンプコミックス)

臨床心理士聖徳太一 1 (ヤングジャンプコミックス)

タイトルにつられて読んだ。漫画自体は結構前のもののよう。最近、松岡圭祐の「千里眼シリーズ」を読み始めたからかな、目に入ったのは。
面白かった! 一話完結で読みやすい…けど、内容はきつめ。カウンセラーが主人公だし、当然ちゃ当然。内容の重さを軽くしてくれるのは、事務員をしている心理学オタクの鮎子。見てて楽しい人だ…。
なにやら、主人公の心理士も心にトラウマを抱えてるとのこと。心の病を癒すのは人だ、みたいなセリフがあって、そうだよなあ…と個人的にしんみりしていたのだけど、主人公はこの言葉を信念…というかベースにして仕事をしていると。1巻ラストの話で、主人公が自分を治療してくれた先生の元へ出かけていくのだけど、バックボーンや心理士になった動機が少し描かれてた。…この人も気の毒な幼少時代を過ごしていたもよう…なんということや。