孤高の人 9〜12

孤高の人 12 (ヤングジャンプコミックス)

孤高の人 12 (ヤングジャンプコミックス)

一気に4冊レンタル! いやー驚いた。あの文太郎君が結婚とは…! 「花ちゃん愛してる」という言葉(心の中で)に、うわー!と思いつつ口元がほころんだ。文太郎君が惚れこんでる、てのがもうね。可愛いカップルじゃー。でも、何か怖い。12巻ラストのコマ。神社で結婚式をし、二人が並んで立っているけれど、鈴の縄が文太郎君の後ろに重なっているのが、首つってるみたいに見える…。良くないことの暗示だろうな、きっと。まさかクライミング中に不幸な事故にあって…とかいう流れになるんではなかろうね。せっかくちゃんとした職につけて(趣味と実益を兼ねておる)、伴侶もできたんだし、きついのは勘弁…。
あと、いつか出てくるだろうと思ってた、高校時代の友人的な人(名前何だっけ…フランスへ行く!て言ってた彼)が再登場。まあ予想はしていたけど、完全なダメ男になってた。自分の予想では、フランスへは行ったけど実力が追いつかずに帰国してた、といったものだった。実際はそれ以上だったので「うわぁ…」だったなー。再会時の会話が高校時代の内容ばかりだったので、嫌な予感はしていたが…。さらに、仕事用にもらったお金(大金)を盗むし…最低だ!
ほんと引き込まれる漫画だなあ。絵も迫力があるし、丁寧だし。でも、不穏な空気が常に流れているような。比喩表現が多いからかなあ。