ギミック！ 3〜5

ギミック! 5 (ヤングジャンプコミックス)

特殊メイクものの漫画が、ちょっと社会派（？）な面を見せた5巻だった。なるほどこう繋げてくるかと。特殊メイクをメディアで悪用するととんでもないことになる、と。主人公・公平がハリウッドを後にしたのはそれ関係だったことが判明。なるほどなあ。視聴者を騙すどころではなく、サブリミナル効果として使用された（しかも政府筋に）のが理由だったと。因果関係があるかは不明だけれど、その効果で友人が戦死し家族に責められ、しかも世話になっていた師匠も姿を消した…。なんという恐ろしい話…。
公平は今日本で地道に特殊メイクアーティストとして仕事をしているけれど、向こうから使者がきたりしないのだろうか…。そこまではしないか。
そんなこんなで5巻。世界の歌姫とやらが来日し、お忍びで街にくりだし、危険な目にあったところで終了。何やら政治的な思惑が絡んでいるような雰囲気。ニューヨーク市長がどうの…と。あと彼女がしてるネックレスに何が秘密があるもよう。狙われたのはそっちっぽい。値打ちもんとか？
それ以外の話では、特殊メイクアーティストを目指す少年の登場や、資産家の当主になる少女（資産を狙う奴らがたくさん）を助けたり、数十年ぶりに女優復帰を思う女性を助けたり。最終的に良い話になるのが多かったな〜そういうの好き。