匠三代 1

匠三代 1 (ビッグコミックス)

親子三代で営まれている工務店が舞台。主人公は設計士、父親と祖父は大工さん…だったはず。いやー面白い漫画だったなー。こういう人たちばかりが世の中にいたらいいのに、と心底思ったなあ。設計士の主人公は真っ直ぐで優しく、いかに長く気持ちよく住める家を建てるかを、真剣に親身になって考えてくれる人物。いいねえ…。もとは有名デザイナーのもとにいたけれど、考え合って実家に戻ってきたという過去もなかなか。デザイナーの娘が連れ戻しに来たあたりは、はよ諦めろやああああ、と思いながら読んだ。うざキャラだったなあ、あの女の人。
あー面白かった。読みながらなぜか、某テレビ番組を思い出したなあ。トンデモハウスより、職人の経験と知恵を生かした普通のお家がいいよねー。