星屑の少年たちへ 1〜2
- 作者: 郷田マモラ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2010/04/28
- メディア: コミック
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1、2巻なのになぜか、上下巻だと思い込んでて、「面白そう! 完結してるしかりて読んでみよう!」からの、(続く)には呆然となったわ(笑)。なぜ上下巻だと思ったんだろー。謎。
舞台はメンタルクリニックで、新人カウンセラー(女)があれこれと思い悩みながら、訪れた患者達(少年少女)を救っていく、という流れ。患者ごとに話は完結するのだけど、それだけではない。少年による殺人事件が立て続けに起こり、その話はずーっと続いておる。しかも謎だらけ。主人公のカウンセラーが、働き始めの頃に無料相談をしに来た少年が、最初の事件の犯人。動機は不明、何を相談したかったのか、カウンセラーに何を言って欲しかったのかも全くの不明。なので主人公はやってきた記者に責められたりする…。しかもこの記者、モリのアサガオの主人公・及川君の元カノ…こんな性格だったっけ?! ジャーナリストというより、マスゴミだよありゃあ…。ちっとも嬉しくない再登場だった。
いやー…。モリのアサガオでは死刑について、この作品では心の病を題材にするなど、ともすると混乱してしまうようなテーマを深く丁寧に掘り下げていけるのがすごいと思った…。むーん…。