勇午(台湾編) 1〜3

勇午 台湾編(1) (KCデラックス イブニング)

勇午 台湾編(1) (KCデラックス イブニング)

3巻が出てたので(発売は11月だったもよう)、話忘れてるし最初から読んだ。相変わらず勇午は身体的に痛い目に合っている…今回のは特に怖い。影響が体に出てるし…あんな脅迫と拷問を兼ね備えた処置、ほんとに行われているの…? しかも行ったのは国側の人間じゃなかったか。怖すぎる。勇午の苦しみ方が尋常じゃないもの…。
今回の勇午の目的は、かつて世話になった卓林(行方不明)を探し出すこと。元から優秀な人物だったが、現在は超巨大企業のトップで、台湾の独立を目指しあれやこれや、何重もの計算と予測で策を張り巡らせており…政治家やら経済やらまで動かすし、ものすごいスケールのでかい騒ぎを起こしている張本人となっている。あらゆる場面を想定し、うまく自分の思い通りに物事を動かしている、という人物…京極氏の「絡新婦の理」の某人物を思い出した。
それでも件の人物は姿を表さず。一体どこに。そこで勇午はその母に会うために一時帰国。手がかりになる人に会うところまでが3巻。4巻は来月発売するようだ。完結するのかな? 楽しみ!