大奥 5
- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2009/09/29
- メディア: コミック
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さて5巻。綱吉がだんだんと年をとってゆく。一体どんだけ男の相手をしたのか。よく体壊れないもんだ…。世継ぎ世継ぎと言われ、子をなせないまま月のものはあがってしまう…。一人娘の松姫は亡くなってしまい、身も心もボロボロ。あまりにも可哀想。2巻だかで玉栄が猫を殺してしまったが、あの伏線はこの巻で回収された。娘・綱吉がなかなか懐妊しない理由に結び付けられ、有名な生類憐みの令が発令されるに至る…と。年老いた玉栄が「あああああああああ」と言う場面、すごく怖かった。忠臣蔵の事件もこの巻で描かれ、それに対する罰も町の人からは良く思われず…何もかもがうまくいかない。そんな中、幼き吉宗と邂逅。5巻はそこで終わり。続きを早く読みたーい!
あ、年老いた有功と玉栄の再会の場面があったけれど、おお!と嬉しい反面、変わらない有功に、変わってしまった玉英…昔とは違うのだなあということをまざまざと見せ付けられた感があってすごく悲しかったなあ…。